危険物取扱者は、消防法に基づく危険物を取り扱ったり、その取扱いに立ち会うために必要となる日本の国家資格です。また、一般にこの資格を持つ者のことも「危険物取扱者」と呼びます。
一定数量以上の危険物を貯蔵し、又は取り扱う化学工場、ガソリンスタンド、石油貯蔵タンク、タンクローリー等の施設には、危険物を取り扱うために必ず危険物取扱者を置かなければいけません。
その資格取得のための試験は、現在、すべての都道府県で指定試験機関の一般財団法人消防試験研究センターが試験を行っています
試験の実施の日程につきましては、都道府県毎に実施日は異なりますが年間2-6回程度の試験機会が設定されております。また、乙種第4類は受験者が多いため東京都でほぼ毎週行われています。
受験地についても受験生がどこの都道府県で受験しても可能です。
危険物取扱者の分類は、甲種危険物取扱者、乙種危険物取扱者、丙種危険物取扱者の3種類があり、乙種は第１類から第６類６つに分かれています。
危険物乙４類は、引火性液体（ガソリン、灯油、軽油、エタノールなど）の取り扱いと立ち合いができる資格で、就職に有利であるため人気が高い資格です。
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